新型コロナの今こそ、YouTubeで陶芸を学び直し
陶芸を始めるなら、まず陶芸体験をおススメしますが、新型コロナで外出自粛のご時世、YouTubeで学ぶのも大変勉強になります。
YouTubeにアップされている陶芸に関する動画の中で、特に内容の濃いチャンネルをご紹介します。
ここでご紹介する5つのチャンネルは、それぞれの陶芸家が自身の体験をもとに作成した、陶芸入門から中級までの動画です。
陶芸家であり、またユーチューバーでもある、才能にあふれたみなさんです。
どのサイトも特長があり、素晴らしい出来栄えです。時間の許す限り、ぜひご参考にしてください。
kiraku WEB動画 陶芸教室
神奈川県平塚市で陶芸教室を開いている陶芸家、伴健太郎(ばん けんたろう)さんの動画チャンネルです。
陶芸入門編から中級・上級編まで収録動画数が数多く、習熟度に応じて参考にできとても役に立つチャンネルです。
伴さんはサラリーマンを退職し、陶芸家になった方です。有田・伊万里・唐津で修行し、現在、地元の神奈川県平塚市で陶磁器工房を運営しています。
YouTubeのチャンネル概要で、次のようにチャンネル開設の動機を述べています。
陶磁器工房「器楽」のホームページはこちら
陶芸を始めた方・陶芸に興味がある方・陶芸をやっている方、全ての方に参考になるWEB陶芸教室を目指して、ためになる簡潔で分り易い動画を作っていこうと思います。
制作動画を参考にして頂き、皆様の陶芸ライフが充実することを願っております。
【kiraku WEB動画 陶芸教室から引用】
Norman Tomita
富田典康(とみたのりやす)さんはプロの陶芸家ではありませんが、彼の動画チャンネルは個性的で見ごたえがあります。
大手電機メーカーを定年退職した方で、ノーマン (Norman Tomita) とは23年間駐在したアメリカ勤務時のニックネームだそうです。
趣味でやっている陶芸だからこそ面白い、プロの陶芸家とは異なった視点での陶芸入門チャンネルです。
富田さんはゴルフ、陶芸、ギター、絵画、水泳、SNS発信と、まさにマルチな趣味人です。
YouTubeのチャンネル概要で、次のようにチャンネル開設の動機を述べています。
陶芸はもう何年やっているのか、毎年毎年数百点の作品をつくり、未だに失敗の連続、40にして迷わずと言う言葉が有りますが、人生迷うべきですね。。。
今でも陶芸教室に二つ通い、自宅では時々電動ろくろを回したり。。。
【Norman Tomitaから引用】
ユキガオ / YUKIGAO POTTERY CHANNEL
出典:ユキガオ / YUKIGAO POTTERY CHANNEL
長崎県出身で、神奈川在住の女性陶芸家・ユキガオさんの動画チャンネルです。
ユキガオさんは愛知県でエンジニアとして就職し、たまたま瀬戸で出会った陶芸の面白さに目覚め、京都の大学で陶芸を学び直し、陶芸家として独立した方です。
京都での活動を経て、現在は神奈川県を拠点に制作・販売をおこなっています。
陶芸に出会ったひとりの女性が、実際に陶芸家になるまでの経緯が興味深く、特に女性にはとても参考になると思います。
私もユキガオさんを彼女のブログで知り、当サイトに記事を書いていただいた経緯があります。
「陶芸で毎日を楽しくする」をモットーに、陶芸家・ユキガオが、陶芸に関するお話や動画、制作風景をお届けするチャンネルです!
・陶芸に興味がある人 ・陶芸が好きな人 ・ものづくりが好きな人 ・毎日をちょっと楽しくしたい人
そんな方へ、役に立つような動画を配信しています。
【ユキガオ / YUKIGAO POTTERY CHANNELから引用】
HASHIMOTO SHINOBU Channel
北海道の札幌で工房&ギャラリーを運営する陶芸家、橋本 忍(はしもと しのぶ)さんの動画チャンネルです。
橋本さんは東京生まれ、札幌市在住で、陶芸体験をきっかけに陶芸家になった方です。
粉引きと鉄釉を中心にシンプルな形作りで、現代のライフスタイルに合う和食器を制作しています。
陶芸の基礎だけでなく、個展の開催をはじめ陶芸家の日常の活動などもアップし、見ごたえのある面白いチャンネルです。
YouTubeのチャンネル概要で、次のようにチャンネル開設の動機を述べています。
Seiji Inoue(ふくおか陶芸窯)
出典:Seiji Inoue
井上さんは作陶を生業にはしていませんが、愛知県瀬戸で約10年間修業した陶芸のプロです。
やきものという素晴らしい仕事や趣味を楽しむ人が一人でも増えることを願っています。
陶芸窯を販売する視点から立ち上げた陶芸入門動画は、どれも分かりやすく役に立ちます。
YouTubeのチャンネル概要で、次のようにチャンネル開設の動機を述べています。
作陶にかかわる窯などの機材について発信をし、すべての学ぶ人たちが情報を得られるようにしたうえで、各々が作品で勝負していけたらいいのではないでしょうか。
ガスコンロやレンジの使い方を知らない料理人はいません。
しかし、残念ながら趣味や仕事でやきものにかかわる人の中には、窯のことを詳しく知る機会を得ることができないまま、不安を抱えて作陶している人もいます。
【Seiji Inoue(ふくおか陶芸窯)から引用】