定年後の趣味は50代で始めた方がよい~定年後の仕事ロスを予防する

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ギターで歌おうch
2020年6月から原則毎週金曜19時に、週1回のペースで動画をアップしています。 ジャンルは昭和フォーク、歌謡、演歌、ニューミュージック、J-Pop、グループサウンズ、ビートルズ、アメリカンポップス、フォークと浅く広く、60年代から90年代までにヒットした曲を取り上げ、「こんな風に弾き語ってみました」というスタイルで

※ 筆者は、アコギの初心者と初級者向けに、Zoomを使ったオンライン『何でも無料相談』と『無料お試しレッスン』をおこなっております。
これからギター弾き語りを始めようとお考えの方、ギターに関しチョット聞きたいことがある方は下記サイトからお気軽にお問い合わせください。↓

アコギ愛好家 - 小暮貢朗(こぐれみつあき) | MOSH (モッシュ)
アコギ愛好家 | 「アコギの音色大好き人間」の小暮貢朗(こぐれみつあき)と申します。コロナ禍をきっかけに、2020年6月YouTubeに『ギターで歌おうch』( )を立ち上げました。 素人弾き語り愛好家の立場から、やめてしまった弾き語りに「再挑戦するシニア」のみなさまと、弾き語りの楽しさを共有したいからです。

定年後の生き方の準備は、50代から始めた方がよい

サラリーマンも50代になると、会社で一定の役職に就き、責任ある立場になります。

同時に、組織における今後の自分のポジションが、ある程度想像できるようにもなります。

50代は精神的なストレスはありますが、30代、40代の頃に比べ、長時間労働など肉体的なストレスからは解放されるケースが、多くなるのではないでしょうか。

週末の土・日は基本的に休むことができ、肉体的には楽になっているはずです。

そんな週末2日間のうちの半日を使い、新しい趣味に挑戦することをお薦めします。

定年後に燃え尽き症候群(仕事ロス)になるケース

50代のみなさん、65歳定年以後の人生について考えたことがありますか。

ほとんどの方が、「定年後はほどほどに仕事し、好きな趣味でもやって、のんびり暮らしたい」と思っているのではないでしょうか。

でも結局のところ、趣味も見つからずに、定年を迎えるシニアが多いのが事実です。

今そんな趣味のないシニアの中で、燃え尽き症候群(仕事ロス)になる人(特に男性)が増えています。

生活のペースメーカーだった仕事が無くなり、虚脱感からうつ病を発症してしまうのです。

「定年後の居場所をどう探すか」・・・それは50代の現役の時に、準備するべきなのです。

【シニアにおススメの趣味】なぜ、能動的、創造的な趣味がよいのか?
脳とからだを活性化させる趣味とはどんな趣味でしょうか。観る、聴く、読むのインプット型の趣味は、どちらかといえば受け身です。これに対し、自分がつくる、聞かせる、書くアウトプット型の趣味は、気力も必要ですが、達成感が味わえます。ここではからだと脳を活性化させる創造的、能動的な趣味をご紹介します。

【体験】単身赴任がきっかけで、趣味に目覚める

私の場合、50歳の単身赴任中にいろんな趣味に挑戦する機会を得ました。

土曜の午前中を掃除や洗濯の時間にし、午後を趣味の時間にしました。

40代まで週末にゴルフをやっていたのですが、五十肩をきっかけにゴルフをやめました。

それが結果として、いろんな趣味にチャレンジする契機になりました。

一眼レフカメラ、自転車、トレッキング、ジャズやシャンソンライブ、茶道、日帰り旅行など、いいなと思ったことはすぐにやってみました。

その結果、消去法でいまでも続いている趣味が、ギターの弾き語りと陶芸、油絵です。

その他の趣味もまったくやらなくなったわけではありませんが、その3つの趣味が私には合っているようです。

定年後も2年間、会社勤めを続けましたが、一念発起でシニア起業をしました。

現在は月曜から金曜までは仕事、といってもマイペースでの仕事ですが、週末のうち一日は趣味三昧の日々を送っています。

趣味は50代から!わがままに生きるのが、人生充実の極意
なんでも早く始めることは重要です。時間をかけるだけ上手くなります。誰もが最初は「ゼロ」からスタートです。たとえ失敗しても、また振出しに戻るだけです。失敗の経験は次のステップの財産になります。一歩を踏み出すことが大事なのです。ダメだったらその都度軌道修正すればよいのです。

50代で趣味を始めるメリットとは?

定年後の仕事ロスを未然に防ぐ以外にも、50代から趣味を始めるメリットがあります。

交友関係が広がる

サラリーマン生活も30年近くなると、日ごろ接する相手が同じ会社の人か、取引先の人に限定されてきます。

同業者として同じような価値観は共有できますが、あくまで仕事中心の関係となります。

仕事上の上下関係や取引関係という制約から、あまり本音で話す機会とはなりません。

私が通っている絵画教室は定年後のシニアが多く、グループ展などを通じて交わることで、自分の10年後、20年後の姿を想像することができます。

情報交換の場になる

仕事ではなく趣味を通じた関係なので、利害関係がありません。

自分の仕事や会社、業界だけが大変だと思いがちですが、他業界の生の声を聞くことができ、それが仕事に役立つケースもあります。

ストレスの解消となる

50代は管理職として、日々ストレスを抱えながら仕事をしています。

日頃の人間関係から離れ、利害関係のない人と接したり、趣味で頭を空っぽにすることで、ストレス発散になります。

このストレスをうまく発散できないことで、成人病が進行したり、ガンの原因にもなります。

【シニアの新型コロナ対策】外出自粛でも自宅でできる趣味とは?
外出自粛のこんな時期におススメの趣味とは?こんな時だからと云って、何もせず家の中で過ごしていても、時間がもったいないです。家でひとりでもできるオススメの趣味をご紹介します。また、今回の新型コロナショックが大きな転機になることは間違えありません。これからどう生きて行くか、何を社会に対しできるか、真剣に考え行動しましょう。

趣味でも、先んずれば人を制す

趣味の世界でも、種類によっては年功序列っぽい関係があるのをご存知ですか?

経験の長い人に、「一日(いちじつ)の長(ちょう)あり」といった方がよいかもしれません。

同じ年でも、10年前から始めた人と、定年後に始めた人では、技術レベルが違うのは当たり前です。

でもそのレベルの差に、厭な思いをすることがあるのです。

「どうせなら、もっと早く始めていればよかった」と。

老後の趣味の世界で、サラリーマン時代と同じように、嫌な思いはしたくないですよね。

人生100年時代の生き方とは?

厚生労働省によれば、日本人の平均寿命は男性81.25歳、女性87.32歳(18年)。

女性は6年、男性は7年連続で過去最高を更新し、「さらに延びる可能性が高い」との見解を示しています。

「人生100年時代」といわれ、いろいろな老後プランが語られています。

「生涯現役を続ける」、「シニア起業に賭ける」、「地域に貢献する」、「趣味を満喫する」など、いろんな選択肢がありますが、心構えと準備は50代から始めるに越したことはありません。

文:小暮貢朗