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ギターを始めた人の9割は、1年後にはギターに触らなくなっている ⁉
今朝、朝日新聞を読んでいたら、「専門誌に聞け」という連載が目に飛び込んできました。
「響け、私の音」というサブタイトルで、 ギター・マガジン編集長・河原賢一郎氏へのインタビュー記事でした。
弾いていた自分 思い出して
「ギターを始めた人たちのうち9割は、1年後にはギターに触らなくなっている」。そんな俗説がよく語られます。それでいいんじゃないか、と僕は考えます。新しいスニーカーを手に入れるくらいの感覚で、気軽に買って部屋に転がしておけばいい。
【中略】
押し入れに眠ったままになっている人、もう手放してしまった人・・・・。でも、もし10年か20年に1回、誰かの結婚式のためにギターを弾く人がいたら、僕はその人を「ギター弾き」とカウントしたいと思います。【朝日新聞2020年3月25日朝刊から引用】
という内容です。
河原さんが指摘するように、わたしのまわりにも、10代の頃ギターを弾いていた人は多いです。
かく言う私も、中学1年のとき父親にギターを買ってもらったのが、ギターとの出会いでした。
ご多分に漏れず、わたしも「禁じられた遊び」が最初に練習した曲でした。
なぜみんなギターをやめてしまったのでしょうか?
確かに昔は独学でマスターするのは大変でした。
本を買って、レコードを聴きながら手探りで学んだわけです。だから1年でやめてしまったのです。
でも今は、YouTubeで手取り足取り教えてくれる動画があり、楽に上達できることをご存知ですか。
「あの時代にYouTubeがあったら、わたしはもっとギターがうまくなっていた」と思ってしまうほどです。
私の場合、社会人になってからは、ギターを弾くどころか、音楽を聴くこともなくなっていました。
学生時代だった60年代、70年代の歌はよく知ってますが、結婚して子供ができた80年代以降は、歌番組さえ見る機会がなく、すっかり音楽音痴になっていました。
わたしも、「ギター弾き」にカウントされる?
25歳の自分の結婚式で、妻の友人たちが歌った「花嫁」(はしだのりひことシューベルツ)の伴奏をしたのが、自分がギターをまだ弾いていた最後の記憶です。
再びギターを手に取ったのはそれから30年後、娘の結婚式のサプライズとして山口百恵さんの「コスモス」(さだまさし作詞作曲)を弾き語りしたときでした。
クローゼットに眠ったままになっていたギターを引っ張り出し、娘の結婚式のためにギターを弾いたわけですから、私は河原さんがおしゃる範疇では、「ギター弾き」と言っていいのかもしれません。
いまは毎日、ギターに触れています
60代半ばの今では、昔できなかったエレキのリードギターにも挑戦しています。
高校の文化祭でビートルズバンドを組みましたが、セカンドギターとして、リズムギターの部分を担当しました。
いつかリードギターに挑戦したいという思いが、頭の中にずっとありました。
いまビートルズの「Something」や「Let it be」のイントロや間奏部分をソロで弾く動機になっています。
フォークギターでフィンガーピッキング中心に弾いてきたので、エレキのテクニックは私にとって新しい挑戦です。
ローポジションで弾いたり、カポタストを付けて弾くのは得意ですが、ハイポジションで弾くのは苦手です。
YouTubeは、本当にギターの練習に役立ちます
それにしてもギターを習うのに、YouTubeがこれほど役に立ち、便利なものとは思いませんでした。
特に英語サイトの動画は手取り足取りの解説、実演動画が多く、本当に便利です。
みなさんにも超おススメです。
ギターを再開したい人、初心者で習いたい人は、ぜひYouTubeを教科書に、何回でも練習してください。
毎日練習すれば必ずうまくなります。
私のコンサートデビューは、新型コロナで延期
私は東京2020で、大会ボランティアとして参加することが決まっていましたが、新型コロナウィルスの世界的な感染拡大で来年に延期になりました。
同じく今年4月に予定していた私のボランティア活動、デイケアセンターでの初めてのコンサートも延期になりました。
コンサートは1時間の予定で、私が3曲歌い、7曲をみんなで歌う段取りを考えていましたが、秋まで延期になりそうです。
オリンピックと同じく、開催までまだ十分に時間があるので、YouTubeで練習し、レパートリーを増やします。
久しく弾いてないあなたも「ギター弾き」になりませんか
弾く機会があってもなくても、むかしギターを始めた人は久しく遠ざかっていても、「ギター弾き」です。
趣味としてのギターは、むかしもいまも変わらず、始めやすい趣味です。
YouTubeがあるので、今の方がよっぽど楽かもしれません。
1年後にやめてもいいじゃないですか。もう一度チャレンジしてみませんか!
文:小暮貢朗