シニアのギターの楽しみ方~シニアに使いやすいアコースティックギターの選び方

ギターを楽しむ
東京・神田のライブハウスにて。
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ギターで歌おうch
2020年6月から原則毎週金曜19時に、週1回のペースで動画をアップしています。 ジャンルは昭和フォーク、歌謡、演歌、ニューミュージック、J-Pop、グループサウンズ、ビートルズ、アメリカンポップス、フォークと浅く広く、60年代から90年代までにヒットした曲を取り上げ、「こんな風に弾き語ってみました」というスタイルで

※ 筆者は、アコギの初心者と初級者向けに、Zoomを使ったオンライン『何でも無料相談』と『無料お試しレッスン』をおこなっております。
これからギター弾き語りを始めようとお考えの方、ギターに関しチョット聞きたいことがある方は下記サイトからお気軽にお問い合わせください。↓

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よく聞くアコギとは何なの?

50代や60代で初めてギターを始める方や、何十年ぶりにギターを再開する方にとって、長続きするアコギ(アコースティックギター)の選び方をご紹介します。

私が習い始めたころはフォークギターと呼ばれていましたが、ギターから遠ざかっている間にいつからかアコギと呼ばれるようになっていました。アコースティックギターの略称です。

もともとアコースティックギターは、エレキギターと対比され、ナイロン弦のクラシックギターも含めた総称です。

でも一般的に、金属弦を使ったものがアコースティックギター、ナイロン弦を使ったものがクラシックギター、ガットギターと呼ばれています。

【シニアのギター入門】シニアが始めるギターの楽しみ方~その1
ギターが楽に上達する方法についてご紹介。速く、楽にギターを上達させるには、独学でなくギター教室で基礎のレッスンを受けた方がよいです。教室で基礎さえ習得できれば、長く習う必要はありません。お金もかかるし、自宅で練習する方がベターです。経験者はYouTubeを大いに利用してください。

広告:ヤマハギター(左)とヤイリギター(右)

 

アコギの種類とメーカー

ボディの形にも種類があり、アメリカの代表的なブランドMARTIN(マーチン)社やGIBSON(ギブソン)社が名付けたボディ形状の名称が基準となっていることが多いです。

アコギと言えば、世界最大手のアコギメーカー・マーチン社のドレッドノートが有名です。ドレッドノートは英語で戦艦の意味で、大きな形状のボディから生音でも大きな音が出ます。

ドレッドノートよりも小さな形状には「000(トリプルオー)」や「00(ダブルオー)」といったひょうたん形のモデルもあります。

ギブソンはワイルドなサウンドでかき鳴らすストローク奏法に向いていると言われ、マーチンは音の分離が良くフィンガーピッキングに向いていると言われています。

その他、最近よく売れているTAYLOR(テイラー)は、エレアコに定評があり、アメリカでシェアNo.1のメーカーです。

国内では、老舗のメーカーYAMAHA(ヤマハ)やギタリストに定評のMorris(モーリス)、職人の手作業で有名なK.Yairi(ヤイリギター)などがあります。

【シニアのギター入門】シニアが始めるギターの楽しみ方~その2
シニアになってからギターを始めても、ギターは上手くなります。まず自分の好きなアーティス、お気に入りの1曲を選び、ひたすら真似ることです。自分に合ったレッスン動画を選んでください。その1曲を徹底的にコピーしましょう。また毎日ギターに触れるのがポイントです。週に1回まとめて弾くより、毎日10分弾くのが上達への早道です。

ズバリ、私がシニアに薦めるアコギは

私がシニアのギタリストにお薦めするアコギは、第1番目がマーチンのドレッドノート・ジュニア(Dreadnought Junior)で、二番目が、テイラーのGS miniです。

アコースティックギターの代名詞であるマーチンのドレッドノートは最高ですが、大振りのボディはやはり弾きづらく、持ち運びも不便です。

ドレッドノート・ジュニアはドレッドノートをそのまま一回り小さくしたモデルなので、構えた時に大きすぎるという感覚はありません。

使い勝手がよく、価格も10万円以内で、きちんとマーチンらしい音がします。

2番目にお薦めするテイラーGSminiも、テイラーの定番の形であるグランド・シンフォニーをサイズ・ダウンしたモデルです。

2010年夏の発売以来、全世界で15万本が売れた大人気のギターです。使い勝手がいいうえ、フルサイズのギターに近い音が楽しめます。

【シニアのギター入門】シニアが始めるギターの楽しみ方~その3
自分が上達した姿を強くイメージしてください。イメージすることは目的を達成する大きな手助けになります。自分がレッスン用として選んだ好きな曲を、YouTube動画に合わせて練習してください。自分が好きな曲なら、難しくても諦めずにチャレンジする大きな原動力になります。

おススメの理由

私が最初に手にしたアコギは、友人から買ったモーリスでした。その後小遣いを貯めて、ヤマハに替えました。

社会人になりチョットお金にゆとりができマーチンのD-28 を買いましたが、その後は仕事が忙しく数十年間ハードケースに入れたままクローゼットの中にしまい込んでいました。

50歳で単身赴任中に久しぶりにバンドを組むことになり、D-28を引っ張り出し弾くことになったのですが、何か弾きづらいと感じていました。

持ち運びに便利なアコギはないかと探し、リトル・マーティンを買ったのですが、確かに持ち運びは楽ですが、音がかなり見劣りがしました。

そしてやっとたどり着いたのが、マーチンのドレッドノート・ジュニア(Dreadnought Junior)とテイラーのGSminiです。

国産のヤマハやヤイリも良い音を出しますが、やはりマーチンやテイラーのような乾いたスッキリした音は出ません。

【シニアのギター入門】シニアが始めるギターの楽しみ方~その4
ギターが短期間でうまくなるかならないかは、熱中する期間があるかないかの差といっても過言ではありません。といっても、一人で習うだけでは刺激が少なく、上達が加速されることはありません。上達を加速させるには、やはり刺激が必要です。そのためには、ギター仲間をつくるのがよいです。それぞれについて解説します。

持ち運びに便利な方が良い

私は仲間とライブハウスで歌ったり、老人ホームでボランティアで歌ったりするため、アコギの音を電気信号に変えてアンプで流すピックアップ付のギターを選んでいます。

自宅で弾くだけなら、ピックアップのついていないアコースティックギターで十分です。後から取り付けることもできます。

ソフトケースに入れて背負っても重くなく、電車の中でも邪魔になりません。

通常サイズのギターよりははるかに軽く、圧縮した合板を使ったミニギターと比べても重さが変わらないのも魅力です。

東京・多摩のライブハウスにて。

【シニアのギター入門】シニアが始めるギターの楽しみ方~その5
ギターが楽に上達する方法についてご紹介します。シニアになってからギターを始めても、ギターは上手くなります。そのためには、3年は熱心に続けてください。上達が伸び悩んだときは、他の趣味を同時並行でやってみるのもひとつの手です。また、上達の近道として、人前で披露することを推薦します。

まとめ

大きくも無く、小さくもないドレッドノート・ジュニアやGSminiは、本当にシニア向きなギターだと実感します。

音は通常サイズのギターと遜色はありません。

構えた時に大きすぎるという感覚がなく、スケールが通常サイズより短いため弦の張りも楽です。

本当は良くないのでしょうが、ギターをその都度張ったり、緩める必要もなく、風呂上りなどのチョットした時間に10分だけ弾くなどに向いています。

値段も10万円以内と、ちょっと贅沢をすれば手が届く範囲です。

【シニアが新型コロナの今、始めるギター】役に立つYouTube生ギター厳選5チャンネル
今は、YouTubeで手取り足取り教えてくれる動画があり、楽に上達できることをご存知ですか。YouTubeにアップされているアコギに関する動画の中で、特に内容の濃い5つのチャンネルをご紹介します。それぞれのギタリストが自身の体験をもとに作成した陶芸入門から中級までの動画です。

広告:マーチンドレッドノート・ジュニア(左と上)、テイラーGS Mini(右と下)

【シニアのギターの学び方】60代でギターがうまくなる秘訣は?
ギターが楽に上達する方法を紹介します。ベストな秘訣は、人前で歌うことですが、それ以外の上達の極意は、①1初心者は教室で学ぶ②Youtubeを活用③好きな曲をコピー④毎日ギターに触れる⑤上達した姿をイメージ⑥好きな1曲をマスター ⑦一定期間熱中する⑧演奏仲間をつくる⑨停滞期は他の趣味も。詳しく具体的に紹介します。