広告
自分はどのレベルまで絵が上手くなりたいのか
ただ何となく絵を描いていても、あまり上達しません。
あんな絵を自分も描きたい、という強いモチベーションが大事です。
実はあなたが自分でなりたいというレベルを決めれば、そのレベルまでは上達するでしょう。
しかし、このくらい描ければいいかと思えば、そのレベルで絵を描く技術は止まります。
始めに目指すレベル、自分がなりたい姿を描き、決めることが後で大きな差になってきます。
自分が上手く描いている姿を強くイメージする
あなたが自分で絵を描きたいと思ったきっかけは何ですか?
多くの人にとって、好きな油絵を実際に見て、感動し、憧れたことではないでしょうか。
同じように、自分が上手く描いている姿、上手く描けた絵をイメージすることが、上達の早道です。
よりビジュアルな姿が強くイメージできれば、半分上達できたようなものです。
自分がなりたいイメージを描けば描くほど、脳は現実化に向けて働き出します。
その際に、自分の脳がそれを理解しやすいように、イメージで自分の目標を伝えることがポイントです。
目指す手法や技術を絞り込む
絵画教室では、古典的な描き方や表現方法、技法を延々と教えてくれます。
でも実際に自分で自由に絵を描くようになると、使う技法や表現方法は絞られてきます。
それが自分の好きな絵画スタイルであり、心地よい、自分が描きたい絵なのです。
私は最初に通った絵画教室は2年で辞めました。自分の好きな絵、技法が試せなかったからです。
ネットで検索し、自分が目指す画風に近い画家のアトリエで、絵を教えてもらうことにしました。
早く自分の好きな画家を見つけ、早いうちに教えてもらわないと本当に時間の無駄になります。
自分の画風を決め、スタイルを極める
いろいろな基本技術や画風を練習しても、自分が選択するのは限られた手法です。
アマチュア画家と云えども自分のスタイル=個性がないと、出展しても興味を持ってもらえません。
いろんな描き方の中から、早く自分に合った画風を見つけ出し、自分の表現スタイルを作り上げることが重要です。
選ぶスタイルは、描きたい絵の好みがはっきりしていると速く決まります。
描いているうちに、だんだんと自分の好きな構図、色、タッチなどが分かってきます。
画家の先生や仲間からの助言も参考にしてください。逆にまわりから云われることで、自分の作風が確認できることがあります。
文:小暮貢朗
広告